TATTOO COLUMN

映画でジャパニーズホラーブームを巻き起こした先駆者といえば、誰でも知っているであろう「リング」だろう。
リングのキーパーソンである貞子が井戸から這い出て、更にテレビ画面から抜け出すシーンは余りにも有名だ。

その評判は日本のみならず、アメリカでも飛び火し、ハリウッドリメイク版が作られ興行成績は約1億2900万ドルにも上った。
このリメイク版は比較的低予算で製作された為、興行成績を見れば大成功といえる。
ちなみに、ハリウッドリメイク版では貞子はサマラ・モーガンという名前で登場している。

更にそのブームを牽引するように、呪怨という作品が出てきた。
こちらも日本で大ヒット、アメリカでもハリウッドリメイク版が登場し、そちらもリング同様に大きな興行成績を残した。
呪怨でのキーパーソンとなる怨霊は、伽椰子とその子供である俊雄である。
リメイク版でも人物名は変わりなく、Kayako SaekiとToshio Saekiとして登場している。

さて和製ホラーブームの火付け役となったこの二作は、海外の人々にとってまさに新鮮なホラーであり、ハリウッド映画とはまた別の怖さを与えたことだろう。それは興行成績を見れば明らかだ。

その恐怖の衝撃は身体改造の世界にも及び、なんとタトゥーを彫る人まで現れている。

今回はそんなタトゥーの一部をご紹介しよう。

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呪怨で出てくる怨霊、俊雄の顔。怖すぎる…
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リングのリメイク版・貞子に値する人物サマラの恐ろしい顔

こんな恐ろしい形相を身体に刻むとは、普通では理解し難い事だが、それほど彼らに対してインパクトを受けたという事だろう。

しかし他の人が見たら失禁モノのリアルなアートである。

見せてもらう時は事前に注意を貰うべき作品といえる。

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Posted at 2013年02月04日 12時34分