TATTOO COLUMN

ベルギーに住む18歳のキンバリー・ヴラマンクさんは、

自分の顔に小さく「3つの星」のタトゥーを入れるように注文したところ、

なんと「56つの星」を顔全体に入れられてしまったとして
彫師を訴えていると16日英国サイト『mail online』が報じた。



美しい白い肌を持つ彼女の顔には、大胆にもブラック色の無数の星がクッキリと彫られている。

これはハロウィンでもない限り、かなり衝撃的な 絵柄といえる。

星が細かく散らばっている様子は、目線を変えればアーティスティックで可愛らしくも見えるが、

日常生活を送るには厳しいでしょう。

それにしても、彼女はなぜ、間違いに気づかなかったのかだろうか?

キンバリーさんの話によれば、「不幸にも施術中すっかり寝入ってしまっていて、 状況がわからなかった」と話しているという。

刺青を入れる際は、かなりの痛みを伴うという話を良く聞くのだが、

そんな状況の中で過ち(無数の痛み)に気づか ないほど爆睡していたというのだろうか。

麻酔を使用したのかもしれないが……真相はまだ闇の中だ。

美しい肌を失ったキンバリーさんは、 「ひどすぎる。街に出ることができなくて、とても困っているんです。

本当は、左目の近くに3つの小さい星を入れて欲しいと思っただけなのに」

と涙ながらに語っているそう。

そして、 「施行したルーマニア人のタトゥー・アーティスト(彫師)は、彼女が注文する際に話したフランス語と英語を誤解した」 と主張しているというのだ。

これに対して、担当した彫師はキッパリと否定している。

「彼女は確かに56の星を要求し、施術をしている合間でも何度か目を覚まして、鏡で確認して いた。」

と当時の状況を語り、「これらの問題は彼女が帰宅した後で、父親やボーイフレンドによって反対されたことによるものだ」と主張している。

タトゥー料金は55ポンド(約8800円)だったが、すべて取り除くには、8500ポンド(約135万円)もかかるそうだ。

取り除いても顔には傷痕 が残ってしまうと予想されるだけに、

彼女の安易な刺青計画は、大きな代償を作ってしまった。

一生残るものだけに、刺青を入れる際は良く考えて施行したいも のですね。

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Posted at 2011年02月18日 17時22分