前回の『破道の門』は、青年誌の王道ヤングマガジンでの連載作品でしたが、今回ご紹介する『TATTOO HEARTS』は、なんと少年誌OF少年誌、週刊少年ジャンプで過去に連載されていた作品です。

～あらすじ～

父親から引き継いだ刺青の店の借金に苦しんでいた、若き女彫り師の花音は、偶然倉庫で見つけた古い刺青用の墨タトゥーハーツ」を、物は試しでネットオークションに出すが、なんと、３０００万もの値がついてしまう。
有頂天の花音だったが、鍼治療と間違えてやって来た町の問題児、莫山を買い取り客と勘違いして、「タトゥーハーツ」で刺青を施してしまう。
ひと足遅れでやってきた本物の買い取り客は、「タトゥーハーツ」の管理者を名乗り、あろうことか、莫山を殺してその血液を精製し、墨を回収すると言い出した！
そして男は圧倒的な力で莫山を打ちのめし、花音にまでも、容赦ない攻撃が加えられたその時、莫山の背中の刺青が光り輝き、「タトゥーハ－ツ」の真の力が解放される。超人的なパワーを発揮した莫山は、一撃で男を打ち倒すが、その勢いで花音の店まで壊滅させてしまう。
そして、止むを得ず行動を共にすることになった莫山と花音の元へ、「タトゥーハーツ」の回収者の、さらなる足音が迫るのであった！

～全二巻～
 

この作品は、いわゆる特殊能力バトル物のようです。
実はまだこの作品には目を通せていないのですが、WIKIなどで情報を収集してみると、その設定には結構面白そうです。
～WIKIPEDIAより引用～
「血 墨（けつぼく）」と呼ばれる墨で刺青を入れることで、「タトゥーハーツ」と呼ばれる様々な特殊能力を発揮することができるようになる。タトゥーハーツ の力を持つ者には、生物の絵柄にその人物を象徴する漢字一文字を組み合わせた刺青が入れられている。タトゥーハーツの力を持った者の血液を抜き取り精製す ることで、血墨に還元される。
～引用終わり～
どうですかこの設定？特殊能力の使えるようになるタトゥーなんかファンにはたまりませんよね。
Amazonで在庫があるようなので、目を通してみようと思います。