近年、タトゥー、刺青デザイナーがいることをご存じでしょうか？

その中の一人のデザイナーの記事を書きたいと思います。

（ビジネスの概要）
まずはバンド仲間のアメリカ人に紹介してもらって、タトゥースタジオで働いている人とコンタクト

をとったそうです。

そしたら結構ニーズがあったようで漢字でタ トゥーをデザインする仕事をいくつかもらい、

数件仕事を受けながら、お店に飾ってあるタトゥーサンプル見たら
みんなが欲しがる言葉って結構似 ていることを発見。

だったら・・・・ということで、多くのお店が欲しがりそうな言葉をアレコレと翻訳し、

デザインして、コピーして1冊の本にして営業に行くことにしたそうです。

本を持ってポートランド中のタトゥースタジオを飛び込み営業。

売値は100ドル。当時は漢字タトゥーがブー ムだったから、
3人か4人くらいお客がつけばペイできる価格だったから、

わりとすんなり売れたそうです。

みんな見た目は悪いんですが、話をしてみると温厚な 人が多く、友達になった人も多数だったそうです。

和彫の勉強している子なんかもいたから、タトゥーデザイナー数人と一緒に寿司を食べに行ったりしたことも。

みんな、服脱いでもTシャツ着てる人ばっかりだったそうです。

電話帳を使ってポートランド中のほぼ全てのお店をまわったから、

きっとその頃にあの街で漢字のタトゥー彫った人は僕がデザインしたものだったと思います。

なんでも秀逸なデザインを作って、街から街に自分のデザインを売って旅費をかせぎながら、

アメリカ国内を放浪するデザイナーさんもいるんだとか・・・

ちょっと憧れたが、さすがにそこまではやらなかったそうです。

今回デザイナーの仕事って本当に多方面にあるんだなということを実感しました。