TATTOO COLUMN

近年、スポーツ界において日本人選手の海外での活躍がめざましい。
特に野球やサッカーでは、海外リーグに移籍した後も日本のテレビ・スポーツ紙などでは連日といっていいほど、向こうでの奮闘ぶりを熱狂的に報道している。
 
何も熱狂的になっているのは、日本の報道やファンだけではない。
海外でも、島国からやってきた選手を温かく向い入れ、そして応援してくれるファンが少なからず存在する。
 
だが活躍すればするほど、移籍という、球団やリーグごと愛するファンにとっては複雑な問題も出てくるのだ。
 
今回はある一人の日本人選手の背番号入りタトゥーを入れたものの、その後クラブ移籍を公式発表されてしまった、とある外人の悲劇をご紹介しよう。
その日本人選手とは、現在ドイツのプロサッカーリーグであるブンデスリーガ、ボルシア・ドルトムントに所属する香川真司選手。
 
彼はドルトムントで飛躍的な活躍を成し遂げ、つい先日、イギリスのサッカークラブであるマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が公式発表されたばかり。
 
その発表よりも前に入れられたと思われる、香川選手の背番号入りタトゥーがこれだ。
 
 
ボルシア・ドルトムント(BV Borussia 09 Dortmund)の文字とKAGAWAの名前、そして香川選手のドルトムントでの背番号23がくっきりと彫られている。
 
移籍後、このタトゥーが一体どうなるのかその行方を案じたくなってしまうデザインである。
 
これから、日本や海外で活躍する選手に関連したタトゥーを彫ろうとしている人は、デザインに慎重になったほうが良いだろう。

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Posted at 2012年06月13日 20時53分