TATTOOアーティスト紹介

彫和京

Year of birth／1981年10月10日
Place of birth／横浜市
Sign／てんびん座
Blood type／O型
Love to do／漫画・映画・音楽鑑賞
Love to ride／Harley-Davidson


Around10

小学生の時、駄菓子屋にて刺青シールと出会う。今でも覚えている、大当たりを引いたのは虎のデザインだった。楽しくて腕に張り、次の日学校に行くと先生が激怒。 たわしで擦って落とされ痛くて泣く。この時なぜこれがいけない物なのか理解できず大人になったら絶対に本物の刺青を入れることを自分に誓う。

 

10代

中学生の頃は家にこもり一日中漫画や映画ばっかりみていた。今でも仲の良い友 達以外周りとの繋がりを一切閉ざした日々を過ごす。 今思うとこの時見ていた漫画や映画が後にすごく役に立つことになる。 中学卒業後、オーストラリアの学校に語学留学させてもらった。しかし、英語の勉強をせずタトゥーショップに入り浸ってしまう。外国のオープンなタトゥー文 化に刺激され、 ファーストタトゥーを入れる。 その後次々にタトゥーで学費を使い果たし帰国、親に見離される。地元の友達と再会、共にバイクに夢中になり遊びほうける毎日、この頃は先輩にもタトゥーを 入れている人が多く、色んなタトゥースタジオによく連れて行ってもらっていた。その後自由とは裏腹に、定職にもつけない日々。何かを変えなければこのまま では未来は無いと思い、将来について考えるようになる。自分は何がしたいのか、これからどうすればいいのかしばらく悩んだ末、タトゥーが好きだった自分に は 『これしかない』と思い、彫師になることを決意。タトゥーに理解のあるシルバーのお店で働きながら、タトゥーの勉強を開始。

20代

数年間に渡り色んな彫師の仕事場にお邪魔し、多大な面倒をお掛けしながら勉強させていただく。その後タトゥーの勉強のためヨーロッパへ、この頃は海外の文化にすごく憧れていた。 しかし海外から見た日本のタトゥーの高い評価に驚かされる、「お前は日本人なのになぜ和彫りじゃなくタトゥーを入れる？」と各国で散々言われ和彫りの魅力を再認識する。日本を離れて色々気付いた事がたくさんあった。 帰国後、刺青の勉強を続けながらアルバイトで開業資金を調達、2003年オリエンタルタトゥー（初期店）を設立、そして現在に至る。


 

現在の活動

絵を描くことの他に趣味の範囲でシルバー・ブロンズデザイン、服飾、カメラワークも行っている。知りたいことがあると片言の英語と軽いフットワークで海外 にも精力的に出向いている。2010年は執筆活動も行った、6月1日に処女作「HISTORY OF JOKER」を出版。


 

名前の由来

和京の名前の由来ですが、和という文字は日本を表し、京という字は左に魚をつけると鯨（くじら）になるようにすごく大きい物を表す（数字で言うと京は兆の一万倍）意味があります。 今の自分にはそんな大それた意味を持つ字ですが、自分が彫師になる時にあるお方にこの和京という名前をいただきました。「日本の＜和＞の心を忘れずに、人としてでっかく＜京＞なるように」という意味だそうです。