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KULO~強制送還という名の逆輸入


”KULO”というラッパーをご存知だろうか?
アンダーグラウンドから這い上がったばかりのこの男にそこまでの知名度はまだない。
しかし、コラプト、ダズ・ディリンジャーを中心としたロングビーチ出身のアーティスト集団、DPG(DOGG POUND GANGSTAZ)に認められ、DPG JAPANを名乗る事を許された唯一の日本人 ”DJ 2HIGH” が日本に送り込んだ黄色い刺客、それが今回紹介させていただくKULOという男だ。
正確には”送り込まれた”というのは語弊がある。
カリフォルニア・ウィットマーストリートで現地の”Gang”達と行動を共にしていたKULO。
日本人ながらも現地でプロップスを集め、これからという時に強制送還されてし まう事になる。
いくら本人が「自分はアーティストなんだ」と主張した所でアメリカ合衆国が判断したのはあくまでも”GANGSTAZ”。
ギャング達と行動を共にして悪事を繰り返す彼を、アメリカの司法は許さなかったという事だろう。
しかし奇しくもKULOの強制送還によってDPG JAPANがここ”日本”で本格始動することとなる。
そして今、米国渡航前、KULOが懇意にしていたというDJ OASIS(キングギドラ・KGDR)が構えるアトミックボムラボで、心地よい90'sのファンクミュージックが流れる中インタビューが始まる。


 -ベタですが年齢とHOODあたりからお願いします。
1982年生まれの29歳で、HOODというとLAのWITMERstかな? 地元っていわれると東京世田谷育ち。

-ラップとタトゥー、どちらを先にはじめたんですか?
ラップを始めてすぐ肩に家紋のタトゥーをいれたよ。 その前もやっぱりラクガキはあったんだけど、きちんとしたFirst Tattooは西新宿の雪子鬼さんが最初かな。 女性の彫師で影(KULO A&R)なんかも大体そこで入れてるね。

-当時あこがれていたアーティストだとどの辺りでしょうか?
やっぱりNWAだね。はじめて聞いたとき衝撃をうけたんだよ。確か小6のガキだった頃かな。
まずジャケが全員 チャカ持って見下ろしてるっていう(笑)
今考えるとオールスターだよね~! 特にEAZY-Eが好きだったな。分かりやすくて(笑)

-今までの活動についてもお願いします。下積みというとアレかもしれませんが、アルバムを出せるようになるまでの話でも。
もともとは一人で活動してたんだけど、同じ地元の影に誘われて悪ガキG(前JAP特攻隊)の隼(日の丸、鬼、影、黒龍)っていうクルーでラップをしてたんだよね。
だけど大人になるにつれ、各々がそれぞれの価値観を持ち始め、それぞれの人生を歩み始めた。
って言うとカッコつけすぎか(笑)。もう少しはっきり言うなら、やっぱカネを突き詰めていくだけならもっと簡単な生き方だってあるでしょ?悪ならなおさらね。そうやって他の道に流れてもう音楽やってないって奴らもいるよ。家庭持った奴らもいるし、一家持った奴もいる(笑)。
でも俺はRAP始めたからにはそれだけは続けようと思ってさ。
紆余曲折あったけど、ようやく今いろんな人のおかげでアルバムがだせるってとこ。 

-ところで少年時代のKULOってどんな感じだったんですか?
毎日塾行ってたね。土日もピアノとスイミングで家に帰れば宿題の短パンだったね。
後は 「ハーフ?」って聞かれるから「違います。」って言う(笑)。こだまでしょうか的なそんな 感じ。

  -まあ実際は結構ヤンチャだったと聞きましたが・・・。いわゆる”ワル” のイメージで自分で売りたくないって事ですかね?
まぁ、人間だからいいときもあれば悪いときもあるし、あくまで自然体。イメージとか印象ってあくまで周りが決める事だと思うんだよね。

  -でも実際食べれていないHIPHOPの人、さらにストリート寄りの人って本当に ドラッグディールやギャングで生計を立てていたりするじゃないですか?その辺りの事ってKULOさんはどう考えていますか?
別にいいんじゃないかなぁ。ただLAとかはたいてい子供がいたり自分が遊ぶ為にというよりは家族のためが多い気がするね。 東京のHIPHOPの奴らはあくまでも自分の為にってのが多い印象。
俺もこんなだからスーツ着てする仕事が向かなくてさ。だから、限られた世界の中でも自由を勝ち取ってやるっていう思いはあった。 言い訳じゃないよ(笑)  


-首筋の”銭”のタトゥーの意味って今の話につながったりしますか?
いや、そこはあんまり(笑)でもインパクトあるでしょ!? まぁみんなそうだと思うけど、俺にとって家族と一緒で絶対必要なものだし。 後、アルバムの「CHASING DREAM」でも言ってるんだけど「覚悟」かな。 ギャングも首まで入れて生き方変えねぇぞって示してる奴らがいるけど、そんな感じ。  

-今までタトゥーを考えて入れてきました?それともノリで?
基本的にノリだね!いくら考えても最後はノリでしょ。まぁそのせいで収拾つかなくなってる場所(箇所)もあるけど。
しかし最近の子達のTATTOOは綺麗だよね!セレブ彫り(笑) 俺は金もなかったし、その時々入れたいモンだけ入れて来たから色は違うし 和も洋も入り乱れてガッチャガチャ!!! だからこれからもガンガンノリで入れてくつもりです(笑)

 -見た感じ手が入っている彫師さんは一人じゃないですよね?
今のところ6人でこれからも出会いによっちゃ増えるんじゃないかな。
  -一番気に入っているタトゥーはどの部位ですか?
首のgod forgive meとWかな。なんかまた一線を越えた瞬間かな。  

-HIPHOPの世界でもタトゥー人口は増加の一途だと思うのですが、実際 シーン を見まわしてみてどうですか?
やっぱり増えてきてるし、別にいいと思うよ。 でもあくまで、他人は他人、自分は自分。 雰囲気で入れてたり、”TATTOOに入れられてる”って感じ はすぐ分かるしダサいね。一度入れたらそいつとずっと付き合う訳だから 誰かの真似して入れるモンでもないと思うし。 タトゥー入れてるからカッコ良いんじゃなくて、その人自身が輝いてれば 間違いなくタトゥーがカッコ良さのアクセントになる。 それを俺自身もはき違えない様にしていきたいね。

 -国内外問わず、”アイツのタトゥーはカッコいい”を一つ挙げるとしたら?
やっぱり家族の名前とかがはいってるヤツはかっこいいと 思うよ。 う~ん、、強いて言うなら、、”GAME”か な!?  

-やはりHIPHOPとTATTOOって切り離せないモノでしょうか?
そうは思わないけど、少なくとも俺のいた世界 (ウィットマー)では切り離せない。もちろんタトゥーなんか入ってなくてもかっこいいやつはいっぱいいるけど。
ただ、俺のSTYLE、俺のREAL、俺 のHOOD とかでは切り離せないかな。 もちろん何も入ってなくてもかっこいいやつはいるけどね。

 -今回発売されるアルバムでは何を伝え たいですか?
まず名刺代わりの1’stALBUMなんで”KULO”のスタイルを体感して欲しい。音でLAの気持ちよさを、リリックで激しさが伝われば嬉しいね。
俺自身アルバムのタイトル通り、西と東の”本物”を見てきたという自負 があるから、リスナーにはDOWNTOWN LAと、UPTOWN TOKYOのフレイヴァーが入り混じったREALな”匂い”を肌で感じて もらえると思う。  

-まだ聞いていないリスナーの人たちに 対して、自分の音楽観というか”これが KULOの音楽だ”みたいのを言葉で伝えるとしたらどうなりますか?
音楽観というか常にREALを求めてるよ。 まぁ影から言わせるところの ”アメリカが煙たがる男”の 「HIPHOP」、 ”変わらない 変わり者”の「REAL」って 感じかな。

 -ライブには絶対的な自信があるとのことですが。
一応10年戦士だからね(笑)きっつい環境の LIVEを 一人でやってきた事が今の自信に繋がってる。
そうそう、この間は後楽園ホールでLIVE してきたよ。 ボクシング見に来た日本人もフィリピン人も盛り上 がってたね。

-知っている人も多いかと思いますが一応所属先のDPG(Dogg Pound Gangstaz)についてお願いします。
DJ2HIGHがやっている DPGJAPAN。 彼自身がまたハンパ じゃなくかっこいい!!! MIXCDも近日発売するし、 ClothingのBlue Lineもイケてる!!是非CHECKしてくれ!!  

- それでは最後に今後の抱負をお願いします。
まず、日本のリスナーの心をがっちりキャッチしてから 日本のHIPHOPのレベルを上げて、 ”アメリカが煙たがる男”から”アメリカが愛して止ま ない男”に なれるよう努力するよ。
もう次のアルバムも制作し始めてるからみんな期待しててくれ!ADIOS AMIGO!!!

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  • Posted at -0001年11月30日 00時00分
  • コラム

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